Mac PHPのバージョンアップをする

MacのデフォルトのPHPはバージョンは5.6系です。
色々と不都合が出てきたので7.系にアップデートすることにしました。

この記事を見ればMacのPHPのバージョンアップの方法が分かります。

はじめに
インストール
確認
1. トラブルシューティング
参考

はじめに

PHPのバージョンを確認

$ php -v
PHP 5.6.30 (cli) (built: Oct 29 2017 20:30:32)
Copyright (c) 1997-2016 The PHP Group
Zend Engine v2.6.0, Copyright (c) 1998-2016 Zend Technologies

やはり、デフォルトは5.6のようですね。

Homebrewの確認

Homebrewを使用してアップデートします。
そのためHomebrewのインストールを確認。

$ brew doctor
Your system is ready to brew.

上記のように表示されれば準備OKです。

Homebrewとは

MacOS用のパッケージ管理システムです。
ソフトウェアやライブラリを導入するのが楽になります。

Homebrewがインストールされていなければ、以下サイトを参考にしてインストールしましょう。

MacにHomebrewを導入する方法 - Qiita

自分用の備忘録ですので、読みにくい場合があります。 Homebrewとは MacOS用のパッケージ管理システム。ソフトウェアやライブラリを導入するのが楽になります。インストール方法 1.AppStoreでXcodeのイン...

インストール

ここからが本番。新しいバージョンのPHPをインストールしていきます。

インストールできるPHPの確認

$ brew search php@7
==> Formulae
php@7.1 php@7.2 php@7.3

インストール実行

$ brew install php@7.2

PATHを通す

インストールしたPHPを実行できるようにするためにPATHを通します。

$ export PATH="/usr/local/opt/php@7.2/bin:$PATH"
$ export PATH="/usr/local/opt/php@7.2/sbin:$PATH"

確認

バージョンアップされたかの確認です。
PHPのバージョンを確認するコマンドを実行すれば確認できます。

$ php -v
PHP 7.2.13 (cli) (built: Dec  7 2018 10:43:44) ( NTS )
Copyright (c) 1997-2018 The PHP Group
Zend Engine v3.2.0, Copyright (c) 1998-2018 Zend Technologies
     with Zend OPcache v7.2.13, Copyright (c) 1999-2018, by Zend 
Technologies

7.X.Xとなっていれば成功です。

トラブルシューティング

もしここで、以下のように5.6が参照されている場合、パスがうまく通っていない可能性があります。

$ php -v
PHP 5.6.30 (cli) (built: Oct 29 2017 20:30:32)
Copyright (c) 1997-2016 The PHP Group
Zend Engine v2.6.0, Copyright (c) 1998-2016 Zend Technologies

以下コマンドでパスがちゃんと通っているか確認してみてください。

$ echo $PATH
/usr/local/opt/php@7.2/sbin:/usr/local/opt/php@7.2/bin:/usr/local/bin:/usr/bin:/bin:/usr/sbin:/sbin:/Users/xxxxx/Library/Android/sdk/platform-tools:/Users/xxxxx/.nodebrew/current/bin:/Users/xxxxx/.nodebrew/current/bin

いかがでしたでしょうか。無事にバージョンアップされたことをお祈りしております。

P.S
MACにデフォでPHPが入っていることを最近まで知らなかった・・・ついでに言うとapacheも。。